EC運営代行おすすめ11選!依頼するメリット・適切な業者の選び方
EC運営代行は、商品登録から集客、物流まで幅広い業務を専門会社に委託できるサービスを指します。人材やノウハウの不足を補い、売上拡大を目指す手段として注目される存在です。本記事では、おすすめの運営代行11社と依頼できる業務、費用相場、失敗しない選び方を紹介します。
EC運用代行会社のおすすめ11選
複数モールへの対応力や得意分野に特徴のある11社を選びました。総合的に任せられる会社もあれば、Amazonなど特定モールに特化した会社もあります。自社の課題や委託したい業務と照らし合わせながら、依頼先を検討してみてください。
株式会社GROOVE

| 料金体系・費用目安 | 料金については要問合せ |
|---|---|
| 対応プラットフォーム | Amazonを中心に、楽天・Yahoo!・自社ECなどEC全体を支援 |
| 主な支援・サービス内容 | Amazonコンサルティング、ECトータルマーケティング 市場調査・データ分析、クリエイティブ制作、広告運用 商品企画・開発、研修・内製化支援、海外進出支援 |
| 主な実績 | ・2015年の創業以来、累計100社超のメーカー企業のAmazon事業を支援 ・運用1年で売上2.66倍、新規顧客率171%UPの事例を公表 ・市場シェア200%超で売上ランキング1〜3位独占の実績 |
| 所在地(本社) | 東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー7階(〒153-0064) |
株式会社GROOVEは、Amazonを軸にEC・D2C領域のトータルマーケティングを手がける支援会社です。上流の戦略設計からクリエイティブ制作、広告運用、利益管理までをワンストップで提供します。楽天やYahoo!ショッピング、自社ECを含む事業全体をカバーし、各モールの実務はパートナーと連携して一元管理する体制です。
広告のROAS改善のみでなく、原価や手数料を踏まえた利益管理まで踏み込む姿勢も特色でしょう。単なる作業代行ではなく、事業全体を支援する体制を整えている点が特徴です。まずは広告運用のみ、商品ページ改善のみといった部分的な相談にも応じてくれるため、段階的な依頼にも向いています。
“GROOVEの場合は、販売者側の利益を考慮したうえで販売計画を作ってくれています。加えて、商品がちゃんとお客さんに届くかを考えることを大事にしてくれていますし、実際に私たちの商品を利用してくださったりと、商品に対する理解をしっかりと深めてくれているところも含め、メーカー目線でいてくれると感じます。”
引用:https://grooveinc.jp/interview/sanserite
株式会社いつも
株式会社いつもは、制作から集客、広告運用、コールセンター運営、物流まで幅広く対応するEC支援会社です。楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングといった大手モールと自社ECの運営代行に対応しています。
提供内容は企業のニーズに合わせてフルカスタマイズが可能で、LINE公式アカウントの運用、コンテンツ制作・配信にも対応する点が特徴です。ECコンサルティングでは、プラットフォームごとに専任コンサルタントが差別化施策を提案してくれるでしょう。制作から物流まで網羅した知見を持つため、EC運営を広く任せたい企業に向いています。
“販売戦略の再構築から始まり、ページ改善や広告運用の改善により、売上高が2年で1.7倍に!
【課題】
楽天市場における店舗運営の知見を身につけるとともに、運営代行によってEC事業の社内リソースを補いたかった。
【対策】
メルマガの雛形作成やバナーの制作、商品登録などを必要に応じて随時依頼。また、シーズンごとに大幅に変化する商品の発売や入れ替え、終売などに合わせて、きめ細かくRPP広告運用を代行してもらっている。
【成果】
楽天市場店の2021年の売上高は2年前(2019年)と比べて1.7倍に拡大。RPP広告のROASは毎月500%以上を達成。”
NE株式会社
NE株式会社は、EC一元管理システム「ネクストエンジン」を提供し、ECコンサルティングや運営代行も手がける会社です。楽天市場からYahoo!ショッピング、Amazon、自社ECまで幅広く対応し、商品登録や受注処理、サイト更新のほか、広告運用やコンテンツ制作まで委託できます。
システムを含めた各分野の専門家がチームを組み、モールに特化した戦略的な支援を提供する体制も特徴です。契約はすべて1カ月単位の更新制で、店舗の状況に応じて継続や中断を判断しやすい体系である上、将来的な自社運営への移行を見据えた、内製化のサポートも用意されています。
“弊社は少人数で多数のサイトを運営しているため、やりたいことはたくさんあるけれど、知識もなく、手も回らない状況でしたが、コンサルを御願いすることによって、わからない事を相談でき、新しい事を実施する事ができたので御願いしてよかったと思っています。”
引用:https://consulting.ne-inc.jp/service/management-outsourcing/
ジャグー株式会社
ジャグー株式会社は、経験豊富な専門チームによる実行型支援を強みとするECコンサルティング会社です。初期設計から運用、改善まで全工程をワンストップで委託でき、商材や目標値に合わせた完全オーダーメイド型の支援にこだわっています。
ジャグー株式会社の特徴は、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピング、Qoo10、TikTok Shopまで幅広く対応し、各モール専属のコンサルタントが在籍している点です。利益構造を可視化し、データに基づいてPDCAサイクルを回す体制のため、複数モールの施策をまとめて依頼したい企業も相談しやすいでしょう。
“弊社は2024年4月時点で、楽天での運営実績においてROIが大きく悪化していました。社内でも良い解決策が見つからない状況でしたが、ジャグーさんに相談したところ、すぐに対応していただきました。このスピーディーな対応と、私たちの立場に立って一緒に考えてくれる姿勢が特に印象的でした。その後の支援でも各フェーズごとにジャグー様も実際に動いていただき、商品ページの改善や、広告の最適化をしていただき、大きな成果につながったと感じています。”
引用:https://jagoo.co.jp/case/ulike/
サヴァリ株式会社
サヴァリ株式会社は、三大ECモールの運用に強みを持つ運営代行会社です。楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングでの累計支援実績は3,000社以上にのぼります。元大手ECモール出身者やネットショップ店長経験者が在籍し、店舗ごとの課題に合わせた戦略を提案する体制です。
運営特化型やトータルサポートの総合支援型、細分化作業型など、企業のニーズに応じた複数タイプのサポートを選べます。定期的な打ち合わせとスピーディーな対応で、安心感を持って任せられる体制を整えている点も魅力です。ただし、受注業務や発送業務はサービスに含まれません。
“まず、広告の費用対効果が大きく改善しました。
前任者の運用を見直していただいた結果、RPP広告(楽天の検索連動型広告)のROASが改善し、昨年対比で100〜130%の売上成長を達成することができました。”
引用:https://savari.jp/case/sanki/
アートトレーディング株式会社
アートトレーディング株式会社は、制作から運営、フルフィルメントまでを一気通貫で支援する運営代行会社です。EC制作で20年にわたり200社以上の実績を持ち、専属チームがワンチームでサイト運営に取り組みます。現状分析と競合分析をもとに、売れるサイトの制作やリニューアルを実施する流れです。
社内カメラマンと専用スタジオを備え、高品質な商品写真を撮影できる点も強みと言えるでしょう。ただし、受注業務や発送業務はサービスに含まれません。
“うちのようにEC事業をこれから立ち上げるような事業者におすすめです。少数精鋭で、人手が足りずEC運営を兼務しているような会社。寄り添って自分事のようにやってくれるところが良いと思います。あとは、商品自体は良いものなのにPRが下手な会社とか。工場とか直で商品販売しているようなところとか助かると思いますよ。”
引用:https://art-trading.co.jp/interview/renowninx/
株式会社Wacworks
株式会社Wacworksは、EC業界で実績を持つ人材が集まったECコンサルティング会社です。売上をグロースさせた経験を持つコンサルタントのみをアサインし、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonなどの運営代行を手がけています。
2021年の創業以来、立ち上げ初期から月商1億円以上の店舗まで120社以上を支援してきました。広告運用や売上分析、ページ改善を通じて、各モールの特性に応じた支援を行う体制です。
“運営代行をお願いしてから、自社だけでは思いつかなかった販促企画を次々と実行していただいています。特に今回のクーポン施策は、決まった時間にアクセスが集中し、店舗全体が活気づくのを感じました。新規のお客様が着実に増えており、ブランドの再成長に手応えを感じています。”
引用:https://wac-works-ec.jp/case/case-cosmetic-sales-promotion-coupon-strategy/
株式会社そばに
株式会社そばには、Amazon販売の運用代行とコンサルティングに特化した会社です。10年間Amazonで培ったメソッドをもとに、新規出店から売上アップまでを支援しています。Amazon SPNに創業当初から登録しており、2024年から「Amazonプラチナム・パートナー・エージェンシー」のバッヂを取得しています。
商品登録やSEO対策、プロモーション提案、広告運用まで任せられるのに加え、Amazon認定パートナーとしての信頼と、固定費を抑えたサービス提供も魅力です。
“話をちゃんと聞いてもらえている、という感覚がある。指示書も分かりやすくて具体的で、スピーディーに動いてもらえる。それが取り組みを行っていちばん良かったことですね。”
引用:https://sobani.co.jp/works/luluna
しるし株式会社
しるし株式会社は、ECのブランドグロースを得意とする運営代行会社です。Amazonの売上が伸び悩む事業者に特化し、顧客のブランド体験の最適化に注力しています。売上目標の設定から戦略立案、実行、データ分析までトータルで依頼できる体制です。
2021年の設立ながら、多数のAmazonベストセラー1位を獲得した実績があります。特許を取得した独自のデータ分析システムによる、緻密なマーケティングも強みと言えます。ブランドグロースのパートナーを求める事業者に適した会社です。
“決め手は、いただいたご提案が当社専用にカスタマイズされていたことです。私たちは売上だけではなくお客様やブランドを非常に大切にしています。私たちの価値観を理解し、非常に寄り添ったご提案をしてくださいました。グロース戦略に関しても、「どのフェーズで何を行うか」「逆に何は行わないのか」が明確にロードマップ化されていて、非常にわかりやすく、ぜひご一緒に伴奏していただきたいと率直に思いました。”
引用:https://shirushi.co.jp/case/inuneko/
アグザルファ株式会社
アグザルファ株式会社は、国内初のAmazonコンサルティング企業です。運用代行とコンサルティングの両サービスを展開し、Amazon内SEO対策や商品ページ最適化、競合分析、広告運用まで対応しています。
代表は元Amazon社員で、5期連続のトップセールスを獲得した経歴を持つ上、Amazonマーケットプレイスでの受賞歴もあり、成功事例を蓄積してきました。カテゴリーや商材ごとにAmazonへコミットした戦略を立案するため、Amazonに注力したい企業に向いています。
“サービスの利用で良かったのは、広告運用をはじめとする難しい実務を代行してくれることはもちろんですが、単に業務を丸投げして代行してもらうのではなく、毎月のミーティングで数字が変化した背景や実施した施策と結果、来月の方針まで丁寧にフィードバックしてもらえる点です。”
引用:https://www.axalpha.com/interview/
トゥルーコンサルティング株式会社
トゥルーコンサルティング株式会社は、中小メーカーや独自ブランドを持つ企業に特化した運営代行会社です。自社EC、楽天市場、Amazonの3チャネルを軸に、それぞれ専門のコンサルタントが担当します。
それぞれのチャネルに専門コンサルタントが在籍しているのに加え、海外に3拠点、国内協力会社20社以上を抱えており、越境ECやQoo10などにも対応可能です。費用を抑えながら、幅広いチャネルの支援を受けたい企業に適しています。
“多くの支援会社から選んだ決め手は「現実味のある数字(売上・利益計画)」を出してくれたことです。他社は「数年間は赤字で広告を投下し、3年目に爆発させる」といった非現実的な夢物語の提案が多かった中、弊社の身の丈に合った着実なステップを提示してくれた点です。”
引用:https://www.top1-consulting.com/voice/voice11/
EC運用代行会社の比較表
紹介した11社の対応モールと費用の目安を一覧にまとめました。
| 会社名 | 費用 | 主な対応モール |
|---|---|---|
| 株式会社GROOVE | 要問い合わせ | Amazon中心、楽天・Yahoo!・自社EC |
| 株式会社いつも | 要問い合わせ | 楽天・Amazon・Yahoo!・自社EC |
| NE株式会社 | コンサル7.5万円~/月、3カ月契約~ | 楽天・Amazon・Yahoo!・自社EC |
| ジャグー株式会社 | 楽天50万円~/月、2モール以上出店の場合は要問い合わせ | 楽天・Amazon・Yahoo!・Qoo10・TikTok Shop |
| サヴァリ株式会社 | 要問い合わせ | 楽天・Amazon・Yahoo!・au PAY マーケット・自社EC |
| アートトレーディング株式会社 | 33万円~/月(6カ月更新) | 楽天・Amazon・Yahoo!・自社EC |
| 株式会社Wacworks | 要問い合わせ | 楽天・Amazon・Yahoo!・自社EC |
| 株式会社そばに | 初期費用0円(12カ月契約)、20万円~/月※手数料上限50万円 | Amazon |
| しるし株式会社 | 要問い合わせ | Amazon中心 |
| アグザルファ株式会社 | ライトプラン 78,000円/月、成果報酬7万円、初期費用25,000円~ | Amazon |
| トゥルーコンサルティング株式会社 | 初期費用0円、18万円~/月、広告運用費 広告費用の0~20% お試しプランもあり | 楽天・Amazon・Yahoo!・自社EC、ほか商材によりQoo10、au PAY マーケット、LINEギフト、ふるさと納税にも対応 |
※2026年7月時点の情報です。料金は変動する場合があるため、最新情報は各社公式サイトをご確認ください。また料金の税込・税抜についても公式サイトでご確認ください。
EC運用代行とは
EC運営代行とは、ECサイトの運営に関わる業務の全部または一部を専門会社に委託できるサービスです。ECの運営では、商品登録やサイト更新、広告運用、在庫管理など業務が多岐にわたります。すべてを自社でまかなうには、人員と専門知識が欠かせません。
運営代行を活用すれば、専門的な知見とリソースを取り込みながら、自社の負担を抑えて業務効率化と売上向上を目指せます。ここでは委託できる主な業務を順に見ていきましょう。
ECサイトの構築・リニューアル
ECサイトの新規構築や既存サイトのリニューアル、各種モールへの出店手続きを委託できます。サイト設計やデザイン、初期設定まで任せられるサービスなら、ECに詳しい担当者がいない企業でもスムーズに販売を始められる点がメリットです。また、モールごとに異なる出店審査への対応ノウハウを持つ会社を選べば、開店までの準備を効率化できる場合があります。
商品登録・ささげ業務(撮影・採寸・原稿作成)
商品名や価格、スペック、紹介文を登録し、販売ページを制作・更新する業務です。撮影・採寸・原稿作成をまとめて行う「ささげ業務」や、バナー・特集ページの制作にも対応可能な会社があります。
商品数が多い店舗ほど登録作業の負担は重くなるため、外部への委託で担当者を本来の業務に集中させられるようになるでしょう。商品の特徴が伝わるページを用意することで、購入率の向上につながる可能性があります。
受注・在庫・物流管理
注文内容の確認や受注処理、在庫情報の更新から、商品の保管、検品、梱包、発送まで一括で任せられます。物流まで対応できる会社を利用すれば、受注後の一連の作業をまとめて委託することが可能です。
物流倉庫やリソースを自社で持たない企業や、出荷量が多く社内で対応しきれない企業に適しており、誤出荷の削減など、品質面の改善も期待できます。
集客・マーケティング支援(広告・SNS・SEO)
Web広告やモール内広告の運用、SNS運用、SEO対策を通じた集客支援です。マーケティングの実績が豊富な会社に委託すれば、自社のプラットフォームやターゲットに合った施策の提案を受けられるでしょう。
アクセス数や売上データ、競合を分析したうえで販売戦略を立案してくれる会社もあります。独学では手が回りにくい領域を補える点は、大きなメリットと言えるでしょう。
カスタマーサポート(顧客対応)
問い合わせ対応や返品・返金対応、レビュー管理といった顧客対応を委託できます。繁忙期に丁寧な対応が難しくなると、顧客離れを招きかねません。対応体制や品質基準が整った会社へ任せれば、顧客対応の品質を維持しやすくなります。
また、問い合わせで得た「お客様の声」を分析し、サイト改善に活かせば売上向上につながる可能性があります。
コンサルティング・運営支援
課題の抽出から解決策・戦略の立案までを支援するサービスです。ECを成長させるには、販売拡大の道筋を明確にし、施策を実行する流れが欠かせません。
社内のみでは自社の課題を整理しきれず、改善の糸口をつかめない場合もあります。そこで、市場や競合の分析、業務効率化の提案、パフォーマンス分析といった運営支援を受ければ、実務の代行のみでは得にくいノウハウを取り込めるでしょう。将来的な内製化を視野に入れる場合は、ノウハウを共有してくれる会社を選ぶと、自社運営へ移行しやすくなります。
EC運用代行の費用相場
料金体系には、月額固定型、成果報酬型、両者を組み合わせた複合型などがあります。委託する業務範囲や事業規模によって金額は変わります。相場を押さえたうえで、自社の売上規模や委託範囲に合う体系を選びましょう。初期費用の有無や契約期間の縛りも、あわせて確認しておくことをおすすめします。
月額固定型|毎月の支出を固定できる
月額固定型は、成果に関わらず毎月一定額を支払う仕組みです。費用相場は、業務の部分委託で約1〜5万円前後、完全委託で約5〜30万円前後が目安になります。
毎月の支払額が決まっているため、経費を把握しやすい点がメリットです。一方で、期待どおりの成果が出ない月でも固定料金が発生するため、委託範囲と費用のバランスを見極める必要があります。
成果報酬型|初期費用を抑えられる
成果報酬型は、売上や申し込み数といった成果に応じて料金が発生する仕組みです。費用相場は売上の5〜20%程度で、コンサルティング系のサービスに多く採用されています。売上が上がらなければ、初期費用や最低料金など以外の費用が発生しないため、初期コストを抑えたい店舗に向いた仕組みです。
ただし、売上が大きく伸びた際は料金も高くなる傾向があり、売上規模や商材などの条件が設けられている場合もあります。契約前に、成果の定義や料率の条件をよく確認しておきましょう。
複合型|安定と成果の両立が期待できる
複合型は、月額固定料金に成果報酬を組み合わせた料金体系です。費用相場は月額固定約1万円に加え、成果報酬として売上の5〜20%程度が発生します。固定型と成果報酬型の長所を併せ持ち、一定の運用費を確保しながら、成果に応じた料金を組み合わせられる点が魅力です。
一方で、月額費用と成果報酬の両方がかかるため、トータルコストが高くなる可能性もあります。契約前に費用のバランスを確認しておきましょう。
EC運用代行の選び方・比較ポイント
委託先選びで失敗しないよう、契約前に確認したい4つのポイントを紹介します。会社ごとに得意分野や対応範囲は大きく異なるため、自社の課題や委託範囲を整理したうえで、比較検討の軸として活用してください。
自社が委託したい業務に対応しているか
委託できる業務は会社ごとに異なり、得意分野もさまざまです。商品登録や商品撮影のみ対応する会社もあれば、構築から集客、物流まで一貫して請け負う会社も存在します。
自社の業務を専門としない会社に委託すると、思うような成果につながりません。まずはどの業務にどれほどのリソースが必要で、何を委託したいのかを整理し、それに適した会社を選びましょう。
相場観と自社予算が見合うか
料金体系と自社予算が見合うかも重要な選択基準です。月額固定型の費用相場は月額数万円〜30万円が目安で、業務量や委託範囲によって変動します。売上が伸びても、コストがかさんで利益が残らなければ意味がありません。
契約時の費用や毎月の基本料金、成果報酬の料率、解約条件を事前に確認しましょう。同じ業務範囲でも会社によって金額が異なるため、複数社の見積もりを比較すると相場観をつかみやすくなります。
課題に合った戦略を提案してくれるか
自社の課題に合った企画・提案があるかどうかも重要な要素です。一口に広告運用といっても、新規顧客の獲得やリピーター育成、既存顧客の囲い込みなど、目的に応じて施策は変わります。自社の課題を伝えた際に、根拠のある戦略を提示してくれるかを見極めましょう。
競合分析をもとに差別化施策を提案できる会社であれば、店舗の状況に即した運営を期待できます。
バックエンド業務までカバーできるか
物流業務への対応可否も確認しておきたい点です。受発注管理に対応していない会社もあり、その中でピッキングや検品、梱包といった出荷作業まで対応する会社は限られます。
物流まで委託したい場合は、必ず対応範囲を事前に確かめておきましょう。自社運営倉庫を持つ会社であれば、入荷から出荷までの管理体制を確認しやすいため、出荷量の多い店舗にとって心強い選択肢になります。物流を含めて委託すると費用は上がる傾向にあるものの、自社で倉庫や人員を抱えるコストと比べたうえで判断することが大切です。

監修者 : 田中 謙伍
株式会社GROOVE 代表取締役
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、新卒採用第1期生としてアマゾンジャパン合同会社に入社。出品サービス事業部にて2年間のトップセールス、マーケティングマネージャーとしてAmazon CPC広告スポンサープロダクトの立ち上げを経験。株式会社GROOVEおよび Amazon D2Cメーカーの株式会社AINEXTを創業。立ち上げ6年で2社合計年商50億円を達成。
【登録者数 5万人のYouTubeチャンネル】
たなけんのEC大学:https://www.youtube.com/@ec8531

