楽天市場で売上を伸ばすためのLINE活用方法

楽天市場での競争が激化する中、効果的な顧客獲得とリピート率向上は重要な課題となっています。その解決策として注目されているのが、LINE公式アカウントを活用したマーケティング戦略です。本記事では、楽天市場におけるLINE活用の具体的な方法と効果について詳しく解説します。

 

 
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目次

  • 1. 楽天市場におけるLINE公式アカウント活用の基本


  • 2. R-SNSサービスの概要と導入方法


  • 3. メルマガ配信とLINE配信の効果比較


  • 4. LINE公式アカウントで実現できる3つの機能

    4.1. クーポンやセールなどの情報発信

    4.2. ユーザーとの直接的なやり取り

    4.3. 顧客分析


  • 5. LINE活用による5つのメリット

    5.1. 顧客エンゲージメントの向上

    5.2. アクセス数の向上

    5.3. リピート率の向上

    5.4. 売上の向上

    5.5. 高度な分析が可能


  • 6. 友だち数を効率的に増やす方法


  • 7. 売上向上につながる配信戦略


  • 8. 効果測定と分析方法


  • 9. 運用時の注意点とリスク管理


  • 10. 成功のための重要ポイント

  • まとめ


 

1. 楽天市場におけるLINE公式アカウント活用の基本

楽天市場でLINE公式アカウントを活用することで、店舗のファンやリピーターを効率的に増やし、売上向上を実現できます。通常、楽天店舗ページ内に外部リンクの設置は禁止されていますが、「R-SNS」というサービスを利用することで、楽天市場内でLINE公式アカウントを合法的に運用することが可能になります。

LINE活用が重要な理由

楽天市場においてLINE公式アカウントの活用が重要視される理由は、自社店舗のファン獲得にあります。日本におけるSNS利用者は2024年に8,388万人に達し、利用率は日本人口の約83%以上という高い普及率を誇っています。この影響力を活用しない手はありません。

LINE公式アカウントを通じて顧客との直接的なコミュニケーションを図ることで、店舗の認知度向上とロイヤル顧客の育成を同時に実現できます。

 

2. R-SNSサービスの概要と導入方法

R-SNSは楽天市場が提供する月額3,000円(税抜)の販売促進ツールで、以下のSNSを楽天市場の店舗運営で活用できます。

  • Facebook
  • LINE公式アカウント
  • 楽天ROOM

料金体系

R-SNSの月額料金に加えて、LINEへの配信メッセージ数に応じた料金が発生します。

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運用開始後は友だち数の増加に伴いメッセージ送信数も増加するため、状況に応じてプランを切り替えていくことが重要です。

 

3. メルマガ配信とLINE配信の効果比較

楽天市場では店舗からユーザーへのアプローチ手段として「R-SNS(LINE配信)」と「R-mail(メルマガ配信)」の2種類があります。両者の特徴を比較すると、LINE配信の優位性が明確になります。

詳細比較表

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コストパフォーマンス分析

5,000通のメッセージを送信する場合の比較:

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この分析からも明らかなように、LINE配信はメルマガ配信と比較して3倍の開封率を誇り、コストパフォーマンスにおいても圧倒的に優秀です。

 

4. LINE公式アカウントで実現できる3つの機能

楽天市場におけるLINE公式アカウントの活用では、以下の3つの機能を効果的に利用できます。

4.1. クーポンやセールなどの情報発信

LINE公式アカウントを通じて、以下のような情報を効率的に配信できます。

  • 値下げ商品情報
  • 店舗独自のイベントやキャンペーン情報
  • 楽天市場のイベントやキャンペーン情報

友だち追加したユーザーは、LINEメッセージでタイムリーにお得情報を受け取れるため、双方にとってメリットのある関係を構築できます。

4.2. ユーザーとの直接的なやり取り

LINEのトーク機能を活用することで、以下のようなコミュニケーションが可能になります。

  • 商品に関する問い合わせ対応
  • 返品・交換の連絡窓口
  • カスタマーサポート

「既読」表示により、メッセージの透明性と信頼性が向上し、顧客満足度の向上が期待できます。

4.3. 顧客分析

LINE公式アカウントでは、以下のようなデータを無料で閲覧・分析できます。

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これらの分析結果を活用することで、運用の改善点を特定し、効果的な集客力アップにつなげることができます。

 

5. LINE活用による5つのメリット

楽天市場でLINE公式アカウントを活用することで、以下の5つの重要なメリットを得られます。

5.1. 顧客エンゲージメントの向上

LINE配信はメルマガ配信と比較して認知性が高く、「既読」表示によりメッセージのやりとりに透明性が生まれます。迅速な問い合わせ対応により顧客の安心感を得られ、結果的にLTV(顧客生涯価値)の向上につながります。

5.2. アクセス数の向上

効果的なLINE配信により、楽天店舗のアクセス数向上が期待できます。以下のような施策によりさらなる効果を狙えます。

  • 楽天市場で使えるクーポンの配信
  • LINE友だち限定キャンペーン
  • LINE友だち限定クーポン

5.3. リピート率の向上

定期的なお得情報の発信により、リピート率の向上が可能です。購入履歴を分析し、関連商品をLINEで配信することで、クロスセルの機会も創出できます。

5.4. 売上の向上

アクセス数とリピート率の向上により、直接的な売上アップが実現できます。LINEならではの画像や動画を用いた訴求により、高い開封率を活かして効果的に購入意欲を刺激できます。

5.5. 高度な分析が可能

「LINE公式アカウント for R-SNS」から以下の実績を確認できます。

  • 売上
  • 訪問者数
  • 転換率
  • 客単価
  • 顧客属性(購入者の性別年齢、会員ランク、地域、新規既存)

定期的な分析により、販売戦略の改善を継続的に行えます。

 

6. 友だち数を効率的に増やす方法

LINE公式アカウントの成功は友だち数の獲得にかかっています。効果的な友だち獲得方法を以下に紹介します。

スマートフォン用商品ページの活用

楽天市場の閲覧・購入者の80%以上がスマートフォンユーザーであるため、スマートフォン用ページの活用が重要です。

おすすめ掲載箇所

  1. TOPページ:店舗の入り口として最初に目につく場所
  2. PC商品ページヘッダーバナー:商品閲覧時の視認性が高い
  3. フローティングバナー:ページスクロール時も常に表示
  4. SPスマホスライダー:モバイルユーザーの注目を集める
  5. 項目選択肢:最も効果的な方法

項目選択肢の活用

最も効果的な方法として、商品オプションに項目選択肢を追加する方法があります。

設定方法

  1. RMSの商品管理 > 商品一覧 > 該当商品 > 商品オプションから設定
  2. 以下の内容で設定:
    • 項目名:「LINEお友だち登録で、今すぐ使える『4,000円以上で10%OFFクーポン』プレゼント中!宜しければ、ページ内バナーからご登録ください。」
    • ユーザーからの入力:必須
    • タイプ:チェックボックス

この方法により、購買検討中の顧客との確実な接点を確保できます。

バナー設置のポイント

効果的なバナー設置には以下のポイントが重要です。

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7. 売上向上につながる配信戦略

友だち数を増やした後は、効果的な配信戦略により売上向上を図ります。

効果的な配信タイミング

以下のタイミングでの配信が特に効果的です。

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時間帯別配信戦略

ユーザーの行動パターンを考慮した時間帯の選択も重要です。

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効果的な配信内容

以下のような内容での配信が特に効果的です。

  1. 期間限定クーポン:即効性のある購買促進
  2. 期間限定ポイント:楽天ポイントとの組み合わせ効果
  3. 期間限定セール:特別感のある価格訴求
  4. 新商品発売告知:先行情報による特別感

配信内容の工夫

効果的な配信を行うためには、以下の点に注意が必要です。

  • 伝えたい内容を絞る:情報過多を避け、重要なポイントを明確に
  • カードタイプメッセージの活用:視認性の高い配信でユーザーの関心を引く
  • リッチメニューの設置:LINE経由売上の30〜40%がリッチメニュー経由

 

8. 効果測定と分析方法

LINE公式アカウントの運営では、継続的な効果測定と分析が成功の鍵となります。

R-SNSでの効果測定

「LINE公式アカウント for R-SNS」のパフォーマンスレポートから以下の項目を確認できます。

確認可能項目

  • 月次主要指標:対象期間の売上・訪問者数・転換率・客単価
  • 顧客属性:性別、会員ランク、地域分布、新規・既存
  • メッセージ効果推移:効果を月次推移で確認
  • 配信メッセージごとの分析:個別メッセージの詳細効果

LINE公式アカウント管理画面での分析

売上とは異なる軸での効果測定として、以下の項目を確認できます。

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タグ付きURL活用による詳細分析

効果測定を行うためのタグ付きURLを発行することで、より詳細な分析が可能になります。

タグ付きURL発行手順

  1. RMSから「メール・SNSマーケティング」をクリック
  2. 「LINE公式アカウントfor R-SNS」を開く
  3. 「対象のURL」欄にリンクさせたいページのURLを入力
  4. 「メッセージタイプ」でLINE公式アカウントのメッセージタイプを選択

2024年3月の新機能アップデート

2024年3月からリリースされた「RMSでのLINE配信機能」により、以下が可能になりました。

  • RMSで配信から分析まで全て実行可能
  • 計測タグ付きURLへの変換不要
  • テンプレート作成機能による工数削減
  • 配信メッセージごとの詳細分析

 

9. 運用時の注意点とリスク管理

LINE公式アカウントの運用には以下の重要な注意点があります。

主要な注意点

1. 楽天市場専用アカウントとしての運用

R-SNSで利用するLINE公式アカウントは楽天市場専用として運用する必要があります。他のECサイトへの送客は違反行為となり、アカウント停止の恐れがあります。

2. 1年間の契約縛り

サービス利用開始日に関わらず、R-SNSを利用すると1年間は解約ができません。契約期間は365日で月額支払いは12ヶ月間継続されるため、十分なリソースを確保してから利用開始しましょう。

3. 解約時のアカウント削除

R-SNSを解約すると、楽天で利用していたLINE公式アカウントを含むSNSアカウントが削除され、外部リンクURLもすべて無効となります。顧客情報もすべて失われるため、事前のバックアップが重要です。

リスク管理のポイント

  • 楽天市場専用のSNSアカウントを新規開設する
  • 解約前に必要な情報のバックアップを取る
  • 運用リソースを事前に十分確保する
  • 規約違反を避けるため、運用ルールを明確化する

 

10. 成功のための重要ポイント

LINE公式アカウントを活用して売上向上を実現するためには、以下の重要ポイントを押さえることが必要です。

基本施策の徹底実施

LINE活用の成功は、基本的な施策を一つ一つ丁寧に実施することから始まります。友だち獲得のためのバナー設置、項目選択肢の活用、定期的な配信など、どれも複雑な作業ではありませんが、継続的に実施することが重要です。

効果的なタイミングでの配信

楽天市場のイベントスケジュールに合わせた配信タイミングの最適化は、売上向上に直結します。お買い物マラソンやスーパーSALEなどの大型イベント時には、ユーザーの購買意欲が高まるため、効果的な配信が期待できます。

限定感の演出

LINE登録者だけの特別なクーポンやキャンペーンを実施することで、友だち登録のメリットを明確化し、継続的な関係性を構築できます。楽天市場ページ上では獲得できない特典を提供することで、差別化を図ることが可能です。

 

まとめ

楽天市場におけるLINE公式アカウントの活用は、現代のEC運営において必須の戦略といえます。メルマガ配信と比較して3倍の開封率を誇り、顧客エンゲージメントの向上、アクセス数の増加、リピート率の向上、そして最終的な売上アップを実現できる強力なツールです。

成功のポイントは、R-SNSサービスの適切な理解と活用、効果的な友だち獲得施策の実施、タイミングを見計らった配信戦略、そして継続的な効果測定と改善にあります。初期投資として月額3,000円のR-SNS料金が必要ですが、その投資効果は十分に期待できるでしょう。

楽天市場での競争優位性を確立し、持続可能な売上成長を実現するために、LINE公式アカウントの活用を積極的に検討することをお勧めします。

ただし、運用には注意点も多く、特に楽天市場専用としての運用義務や1年間の契約縛りなど、事前に十分な準備と理解が必要です。これらの点を慎重に検討した上で、適切な運用体制を整えてからの導入が成功への近道となるでしょう。

 

 
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kengotanaka

監修者 : 田中 謙伍
株式会社GROOVE 代表取締役
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、新卒採用第1期生としてアマゾンジャパン合同会社に入社。出品サービス事業部にて2年間のトップセールス、マーケティングマネージャーとしてAmazon CPC広告スポンサープロダクトの立ち上げを経験。株式会社GROOVEおよび Amazon D2Cメーカーの株式会社AINEXTを創業立ち上げ6年で2社合計年商50億円を達成。

【登録者数 5万人のYouTubeチャンネル】
たなけんのEC大学:https://www.youtube.com/@ec8531


 


matsuoka

執筆者 : 松岡 孝明
 株式会社GROOVE マーケティング事業部
大学卒業後、大手百貨店に就職。店頭での販売やマーケティング経験を積んだ後、ECコンサルティング事業を行なう企業へ転職。
現在は株式会社GROOVEにて、マーケティングを担当。EC運営に関するお役立ち情報の発信や、セミナーの企画などを行なっています。


 


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