【2026年最新】Amazon DSP広告の運用を任せられる広告代理店12選|選び方とフルファネル戦略
「Amazon DSP広告を始めたいが、社内に運用ノウハウがない」「スポンサー広告は回しているものの、認知拡大や離脱ユーザーの再獲得まで手が回らない」——。こうした課題を抱える事業者にとって、Amazon DSP広告に強い広告代理店の活用は有力な選択肢です。
本記事では、Amazon DSP広告の特徴と代理店に任せるメリットを整理したうえで、運用を任せられる代理店12社を紹介します。最後に代理店選びで失敗しないためのチェックポイントもまとめました。
1. Amazon DSP広告とは
Amazon DSP(Demand-Side Platform)広告とは、Amazonが保有する購買・行動データを活用し、Amazon内外の幅広い広告枠にプログラマティック(自動入札)で広告を配信できる運用型広告です。
検索結果や商品ページに表示される「スポンサー広告(スポンサープロダクト/ブランド/ディスプレイ)」が主に“今すぐ買いたい層”へのアプローチであるのに対し、Amazon DSPはまだ商品を認知していない潜在層から、一度サイトを離脱した見込み層までを幅広くカバーできる点が大きな違いです。
ポイント:スポンサー広告が「刈り取り(獲得)」中心なら、Amazon DSPは「認知〜検討〜再獲得」を含めたフルファネルを担える広告手法です。
2. Amazon DSP広告の5つの特徴・メリット
2-1. Amazonの“購買データ”に基づく精緻なターゲティング
Amazonは実際の購買履歴・閲覧履歴・検索行動という極めて精度の高いファーストパーティデータを保有しています。DSPではこれを用いて、「特定カテゴリの購入者」「競合商品の閲覧者」「カートに入れたが購入しなかったユーザー」など、購買意欲の段階に応じたオーディエンス配信が可能です。
2-2. Amazon内だけでなく外部メディアにも配信できる
Amazonのトップページや商品詳細ページだけでなく、Amazon傘下のメディアや提携する外部サイト・アプリにも広告を配信できます。これにより、Amazonを訪れていない潜在顧客にもリーチを拡大できます。
2-3. 離脱ユーザーへのリターゲティングが強力
商品ページを見たのに購入しなかったユーザーへ、再度広告を当てる「リターゲティング」はDSPの得意領域です。購買データと連動しているため、一般的なWeb広告のリターゲティングよりも“買う直前で離れた人”を捉えやすいのが強みです。
2-4. 動画・プライムビデオ広告で認知を最大化
ディスプレイ広告に加え、動画広告やプライムビデオ広告など、ブランド認知を一気に高めるリッチなフォーマットを活用できます。新商品ローンチやブランドリフトを狙う場面で効果を発揮します。
2-5. Amazon Marketing Cloud(AMC)による横断的な効果測定
AMCを活用すると、DSP・スポンサー広告・プライムビデオ広告などをまたいだユーザー行動を統合的に分析できます。「どの広告接点が最終購入に寄与したか」を可視化し、媒体単体ではなくファネル全体での最適化が可能になります。
3. Amazon DSP広告を代理店に任せる3つのメリット
①運用工数の削減:オーディエンス設計・入札調整・クリエイティブ検証は手間がかかります。専門代理店に任せることで社内リソースをコア業務に集中できます。②専門ノウハウの活用:DSPは設定項目が多く、AMC連携や動画運用まで含めると難易度が高い領域です。実績ある代理店のノウハウで初期からの失敗を避けられます。
③スポンサー広告との連携設計:DSP単体ではなく、スポンサー広告と組み合わせた“フルファネル”で設計してくれる代理店なら、認知から獲得までを一気通貫で最適化できます。
4. Amazon DSP広告の費用相場|代理店に依頼する場合の目安
Amazon DSP広告を代理店経由で運用する場合、費用は大きく「広告費」と「運用代行手数料」に分かれます。
- 最低出稿金額(広告費):Amazon DSPは一般的なスポンサー広告に比べ、ある程度まとまった予算からのスタートが前提になりやすい広告です。代理店経由のセルフサービス型では月額数十万円程度から、Amazonに運用を委託する形態ではさらに高い最低出稿額が設定される場合があります。
- 運用代行手数料:代理店に支払う手数料は、広告費に対する一定割合(おおむね20%前後が一つの目安)で設定されるケースが多く見られます。固定費型や成果報酬型など、料金体系は代理店によって異なります。
- 初期費用・レポート費用:別途、初期設定費やクリエイティブ制作費、レポーティング費用がかかる場合があります。
注意:最低出稿金額や手数料率はAmazonの仕様変更や各代理店の方針により変動します。上記はあくまで一般的な目安であり、実際の費用は必ず各代理店へ見積もりを依頼して確認してください。
費用だけで判断するのではなく、「その予算でどこまでのファネル(認知〜獲得)をカバーでき、最終的に利益(PL)が残る設計になっているか」という視点で比較することが重要です。
5. Amazon DSP広告の運用を任せられる広告代理店12社
※各社のサービス内容・対応範囲は変更される場合があります。導入検討時は必ず最新の公式情報をご確認ください。
5-1. 株式会社GROOVE
AMCを駆使したフルファネルマーケティングと“PL重視”の運用が最大の強み。
株式会社GROOVEは、Amazonを中心としたECモールでのD2C支援を専門とする広告代理店です。Amazon Ads Advanced Partnerの認定を受けており、Amazon DSP広告・プライムビデオ広告での認知獲得から、スポンサー広告での刈り取りまでを一気通貫でつなぐフルファネルマーケティングを得意としています。
特筆すべきは、Amazon Marketing Cloud(AMC)を活用した横断分析力です。DSPやプライムビデオ広告で接触したユーザーが、その後どのようにスポンサー広告経由でコンバージョンに至ったかを可視化し、媒体単体ではなく“ファネル全体”で投資効率を最適化します。上位ファネル(認知)と下位ファネル(獲得)を分断せず、ひとつのストーリーとして設計できる点が他社との差別化ポイントです。
そしてGROOVE最大の特徴が、ROAS(広告費用対効果)よりもPL(損益/利益)を重視する運用方針です。広告単体の見かけ上の数値だけを追うのではなく、「事業として利益が残るか」「ブランドが中長期で伸びるか」という観点から成果の出るDSP運用にこだわります。短期のROAS最適化に偏りがちな運用とは一線を画し、事業者の“儲け”に責任を持つ姿勢が支持されています。
- こんな企業におすすめ:Amazonでの認知拡大と利益成長を同時に実現したい事業者/DSPとスポンサー広告を分断せずフルファネルで設計したい事業者/ROASだけでなくPLベースで成果を判断してほしい事業者
5-2. アグザルファ株式会社
Amazon領域に特化した支援を行う事業者として知られる会社です。Amazonに専門特化したポジションで事業を展開しています。
5-3. 株式会社いつも
EC・D2C支援領域で広く知られる会社です。ネット通販の支援を幅広く手がける事業者として認知されています。
5-4. そばに株式会社
Amazon運用支援を手がける事業者の一つとして名前が挙がる会社です。
5-5. 株式会社Proteinum
Amazon・EC領域のマーケティング支援で名前が挙がる会社です。
5-6. 株式会社NE
EC事業者向けの支援ツール・サービスを展開する会社として知られています。Hameeグループに属する事業者です。
5-7. AnyMind Group
アジアを中心にグローバル展開するデジタルマーケティング・EC支援企業として知られる会社です。
5-8. 株式会社オーリーズ
運用型広告を中心とした広告代理店として知られる会社です。
5-9. 株式会社グラッドキューブ
Webマーケティング・広告運用やデータ分析の領域で事業を展開する会社として知られています。
5-10. 株式会社電通デジタル
電通グループに属する大手デジタルマーケティング企業として知られる会社です。
5-11. 株式会社サイバーエージェント
インターネット広告・メディア事業を大規模に展開する大手企業として知られる会社です。
5-12. 株式会社CARTA HOLDINGS
デジタルマーケティング・広告領域で事業を展開する企業として知られる会社です。
6. 失敗しないAmazon DSP代理店の選び方|5つのチェックポイント
① フルファネルで設計できるか:DSP単体ではなく、スポンサー広告・プライムビデオ広告まで含めて一貫設計できる代理店を選びましょう。
② AMCを活用できるか:媒体横断で効果を可視化できるAMCの活用力は、運用精度を大きく左右します。
③ 評価指標がROASだけになっていないか:広告単体のROASだけでなく、PL(利益)まで踏み込んで成果を語れる代理店は信頼できます。
④レポーティングと改善提案の質:数値報告だけでなく、次の打ち手まで提案してくれるかを確認しましょう。
⑤自社の商材・規模との相性:大手向け・特化型など得意領域は様々です。自社のフェーズに合った代理店を選ぶことが重要です。
7. よくある質問(FAQ)
Q. Amazon DSP広告とスポンサー広告の違いは? A. スポンサー広告は主に“今すぐ買いたい層”への刈り取りが中心です。一方Amazon DSPは、Amazon内外への配信やリターゲティング、動画広告を通じて認知から再獲得までフルファネルをカバーできます。
Q. Amazon DSPは代理店に任せないと運用できない? A. 自社運用も可能ですが、設定項目が多くAMC連携や動画運用まで含めると難易度が高いため、専門代理店の活用が一般的です。
Q. 代理店選びで最も重視すべき点は? A. 「DSP単体の数値(ROAS)」だけでなく、「事業の利益(PL)」と「フルファネル全体の最適化」まで設計できるかが重要です。GROOVEはまさにこの観点を強みとしています。
Q. ROAS重視とPL重視は何が違う? A. ROASは広告費に対する売上の比率で、短期の効率を測る指標です。PL重視は最終的に事業として利益が残るかを重視する考え方で、過度な値引きや非効率な刈り取りに陥らず、中長期の成長につながりやすくなります。
8. まとめ|Amazon DSPは“フルファネル×PL重視”で任せる時代へ
Amazon DSP広告は、購買データを活かしたターゲティングやAmazon外への配信、動画広告など、スポンサー広告だけでは届かない層へアプローチできる強力な手法です。しかし設定難易度が高く、AMCを活用したファネル横断の最適化までを自社で行うのは容易ではありません。
代理店選びでは、DSPとスポンサー広告を分断せずフルファネルで設計でき、ROASだけでなくPL(利益)に責任を持てるかが決め手になります。
株式会社GROOVEは、AMCを駆使したフルファネルマーケティングと“PL重視”の運用方針で、認知拡大と利益成長の両立を支援します。Amazon DSP広告の運用にお悩みの事業者は、まず一度相談してみてはいかがでしょうか。

監修者 : 田中 謙伍
株式会社GROOVE 代表取締役
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、新卒採用第1期生としてアマゾンジャパン合同会社に入社。出品サービス事業部にて2年間のトップセールス、マーケティングマネージャーとしてAmazon CPC広告スポンサープロダクトの立ち上げを経験。株式会社GROOVEおよび Amazon D2Cメーカーの株式会社AINEXTを創業。立ち上げ6年で2社合計年商50億円を達成。
【登録者数 5万人のYouTubeチャンネル】
たなけんのEC大学:https://www.youtube.com/@ec8531

