D2Cコンサルとは?特徴・メリットとおすすめ支援会社12社を徹底比較【2026年版】
D2Cコンサルとは、メーカーやブランドが消費者へ直接商品を販売する「D2C事業」の立ち上げ・成長を、戦略立案から広告・CRM・モール運用まで一気通貫で支援するサービスです。社内にノウハウがなくても、プロの知見を借りて最短ルートで売上を伸ばせる点が最大のメリットです。
本記事では、D2Cコンサルの特徴・メリットを整理したうえで、AmazonをはじめとするECモールに強い企業を中心に、おすすめの支援会社12社を比較します。
目次
1. D2Cコンサルとは
**D2C(Direct to Consumer)**とは、メーカーやブランドが卸・小売を介さず、自社EC・ECモール・SNSなどを通じて消費者へ直接商品を販売するビジネスモデルです。
D2Cコンサルは、このD2C事業の成功確率を高めるために、外部の専門家が以下のような領域を支援するサービスを指します。
- 事業戦略・ブランド戦略の設計
- 販売チャネル(自社EC/Amazon/楽天市場など)の選定と構築
- 広告運用・集客
- 商品ページ(LP・モール内ページ)の改善
- CRM・リピート施策(LTV最大化)
- 物流・在庫・受注フローの最適化
- データ分析にもとづく改善サイクルの運用
近年は「自社ECだけ」ではなく、Amazonや楽天市場などのECモールを主戦場とするD2Cが増えています。すでに膨大な集客力を持つモールを活用することで、ゼロから集客基盤を作るより速く立ち上げられるためです。そのため、モール運用に精通したD2Cコンサルへの需要が高まっています。
2. D2Cコンサルの特徴
D2Cコンサルには、一般的な経営コンサルや単発の制作会社とは異なる特徴があります。
1. 戦略から実行までを一気通貫で支援する
「戦略提案だけして終わり」ではなく、広告運用・ページ制作・CRMなどの実行フェーズまで伴走する支援会社が多いのが特徴です。これにより、施策が机上の空論で終わらず、売上という結果につながりやすくなります。
2. ECモールごとの専門知識を持つ
Amazonと楽天市場では、検索アルゴリズム(SEO)、広告の仕組み、レビュー対策、出店ルールが大きく異なります。D2Cコンサルは、モールごとの最新仕様に合わせた施策を提供できる点が強みです。
3. データドリブンで改善を回す
アクセス数・転換率(CVR)・客単価・リピート率といった指標を分析し、仮説検証のサイクルを高速で回します。感覚ではなく数値で意思決定する点が、自走する事業者との大きな違いです。
4. LTV(顧客生涯価値)を重視する
D2Cは「売って終わり」ではなく、リピートやファン化による継続的な売上が事業の生命線です。新規獲得だけでなく、CRM・定期購入・コミュニティ施策まで含めて設計する点が特徴です。
3. D2Cコンサルを利用する5つのメリット
メリット1:立ち上げ・成長のスピードが上がる
成功・失敗の事例を多数持つプロの知見を借りることで、遠回りや無駄な投資を減らし、最短ルートで成果に近づけます。
メリット2:社内にノウハウがなくても始められる
EC・広告・物流の専門人材を自社で採用・育成するには時間とコストがかかります。コンサルを活用すれば、必要な専門性を必要なタイミングで調達できます。
メリット3:客観的な視点で課題が見える
社内では気づきにくいボトルネック(ページの離脱要因、広告費の無駄など)を、第三者の視点とデータで明らかにできます。
メリット4:最新のトレンド・仕様に対応できる
ECモールの仕様や広告メニューは頻繁に変わります。常に最前線にいる支援会社なら、変化に乗り遅れず施策を最適化できます。
メリット5:本業(商品開発・ブランド)に集中できる
運用業務を任せることで、自社は商品やブランドづくりという最も重要な部分にリソースを集中できます。
利用前に知っておきたい注意点(デメリット)
- 当然ながら費用が発生するため、費用対効果の見極めが必要
- 丸投げでは成果が出にくいため、社内の連携体制は必要
- 支援会社によって得意領域(自社EC/モール/広告など)が異なる
4. 失敗しないD2Cコンサル会社の選び方5つのポイント
- 支援実績・得意領域が自社の課題と合っているか 自社EC特化なのか、Amazon・楽天などモールに強いのか、必ず確認する。
- 支援範囲(戦略のみ/実行まで)が明確か 「どこからどこまで」を任せられるかを契約前にすり合わせる。
- 料金体系がわかりやすいか 月額固定/成果報酬/成果連動型など、費用構造とKPIを確認する。
- 担当者の体制・コミュニケーション頻度 伴走型かスポット型か、レポートや定例の頻度をチェックする。
- 自社の商材・規模との相性 小規模から伴走してくれるか、大型ブランド向けかを見極める。
5. おすすめのD2Cコンサル・支援会社12選
ここからは、D2C・EC支援で実績のある企業を12社紹介します。特に AmazonをはじめとするECモールでの販売を強化したい事業者に向けて、モールに強い企業を中心に選定しました。
※各社のサービス内容・料金・実績は変更される場合があります。最新かつ正確な情報は、必ず各社公式サイト・問い合わせにてご確認ください。
1. 株式会社GROOVE|Amazonを中心としたECモールD2C支援のスペシャリスト
こんな企業におすすめ:Amazon・ECモールでD2Cを本格的に伸ばしたい事業者
株式会社GROOVEは、Amazonを中心としたECモールでのD2C支援を専門とする支援会社です。単なる広告代行や制作にとどまらず、ブランドの世界観を保ちながらモール上で売上を最大化することを得意としています。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 得意領域 | Amazonを中心としたECモールでのD2C支援 |
| 支援スタイル | 戦略設計から運用実行までの一気通貫支援 |
| 強み | モール内SEO・広告・ページ最適化を組み合わせた売上最大化 |
GROOVEのおすすめポイント
- Amazon・ECモールに特化しているため、モール固有のアルゴリズムや広告仕様に精通している
- D2Cブランドの**「直接顧客とつながる」価値**を理解したうえで、モール運用に落とし込める
- 戦略から実行まで伴走するため、社内にECノウハウがなくても始めやすい
「Amazonで自社ブランドをしっかり育てたい」「モールでのD2Cを本気で伸ばしたい」という事業者にとって、まず相談したい1社です。
2. 株式会社いつも
こんな企業におすすめ:複数モールを横断して総合的に支援してほしい事業者
D2C・EC支援の大手として知られ、Amazon・楽天市場・自社ECなど複数チャネルを横断した総合支援に強みを持ちます。戦略立案から運用代行、広告、ページ制作まで幅広くカバーしており、はじめてD2Cに取り組む企業から大手ブランドまで対応範囲が広いのが特徴です。
3. アグザルファ株式会社
こんな企業におすすめ:Amazon運用を専門的に強化したい事業者
Amazonコンサルティングに特化した支援会社です。Amazon内のSEO対策・広告運用・アカウント運用に専門特化しており、「Amazonに絞って成果を出したい」というニーズに応えます。Amazon運用に課題を感じている事業者と相性が良い1社です。
4. 株式会社SUPER STUDIO(ecforce)
こんな企業におすすめ:自社ECの基盤づくりから整えたい事業者
D2C向けECプラットフォーム「ecforce(イーシーフォース)」を提供する企業です。カートシステムの提供だけでなく、データ分析やCRMを含めたD2C事業全体の支援も行っており、自社ECを軸にD2Cを構築したい事業者に向いています。
5. 株式会社フラクタ(FRACTA)
こんな企業におすすめ:ブランディングを重視したD2Cを立ち上げたい事業者
D2C・EC領域でブランディングを強みとする支援会社です。ブランドの世界観づくり、クリエイティブ、サイト設計などを通じて、価格競争に陥らない「ブランドとして選ばれるD2C」を支援します。ブランド価値を大切にしたい企業におすすめです。
6. 株式会社これから
こんな企業におすすめ:EC全般を幅広く相談したい中小事業者
ネットショップ運営・EC支援を幅広く手がける企業です。集客・広告・制作・コンサルティングなどEC運営に必要な領域を総合的にサポートしており、中小規模の事業者でも相談しやすい体制が特徴です。
7. 株式会社売れるネット広告社
こんな企業におすすめ:単品通販・定期購入モデルを伸ばしたい事業者
ダイレクトマーケティング(単品リピート通販)のノウハウに強みを持つ企業です。CPA改善やLTV最大化、引き上げ・リピート施策など、「売れる仕組み」づくりを得意とします。健康食品・化粧品など定期購入型のD2Cと相性が良いとされます。
8. そばに株式会社
こんな企業におすすめ:Amazon・モール運用を伴走型で任せたい事業者
ECモール運用の代行・コンサルティングを手がける企業です。Amazonや楽天などモール運用の実務を伴走型で支援するスタイルで、運用リソースが不足している事業者の手足となって動いてくれる点が特徴です。
9. 株式会社ロジカルスタジオ
こんな企業におすすめ:データにもとづくEC改善を求める事業者
EC支援・コンサルティングを手がける企業で、データ分析にもとづいた運用改善を強みとします。モール運用や広告の最適化を通じて、論理的に売上を伸ばしたい事業者に向いています。
10. 株式会社FORCLE(フォークル)
こんな企業におすすめ:Amazon運用・卸販売対策まで含めて相談したい事業者
Amazonを中心としたEC運用支援を手がける企業です。Amazon内の販売最適化に加え、価格・カート対策やブランド保護といったモール特有の課題にも対応するスタイルが特徴です。
11. 株式会社ピュアフラット
こんな企業におすすめ:Amazonの運用代行を実務レベルで任せたい事業者
Amazon運用支援・コンサルティングを手がける企業です。アカウント運用や広告、ページ最適化など、Amazon運用の実務を代行・支援することに強みを持ち、Amazonに集中して取り組みたい事業者と相性が良い1社です。
12. アライドアーキテクツ株式会社
こんな企業におすすめ:SNS・UGCを活用したD2Cマーケティングを行いたい事業者
SNSマーケティングやUGC(ユーザー生成コンテンツ)活用に強みを持つ企業です。SNSを起点とした集客やファンづくりを通じて、D2Cブランドの認知拡大・購買促進を支援します。SNSとECを連動させたい事業者におすすめです。
6. 【比較表】おすすめD2Cコンサル12社
| 会社名 | 主な得意領域 | おすすめタイプ |
|---|---|---|
| 株式会社GROOVE | Amazon中心のECモールD2C支援 | モールでD2Cを本格的に伸ばしたい企業 |
| 株式会社いつも | 複数チャネル横断の総合支援 | 幅広く任せたい企業 |
| アグザルファ | Amazon専門コンサル | Amazonに集中したい企業 |
| SUPER STUDIO(ecforce) | 自社ECプラットフォーム | 自社EC基盤を整えたい企業 |
| フラクタ | ブランディング | ブランド価値を重視する企業 |
| これから | EC全般の総合支援 | 中小事業者 |
| 売れるネット広告社 | 単品リピート通販 | 定期購入モデルの企業 |
| そばに | モール運用の伴走支援 | 運用リソース不足の企業 |
| ロジカルスタジオ | データドリブンEC改善 | 論理的に改善したい企業 |
| FORCLE | Amazon運用・モール対策 | Amazon課題のある企業 |
| ピュアフラット | Amazon運用代行 | Amazon実務を任せたい企業 |
| アライドアーキテクツ | SNS・UGC活用 | SNS連動したい企業 |
7. D2Cコンサルに依頼する流れ
- 問い合わせ・相談:課題やゴールを伝える
- 現状分析・ヒアリング:売上データやチャネルの状況を共有
- 提案・見積もり:支援範囲・KPI・費用を確認
- 契約・キックオフ:体制と進め方を決定
- 施策実行・運用:広告・ページ・CRMなどを実行
- 効果測定・改善:データをもとに改善サイクルを回す
8. よくある質問(FAQ)
Q. D2Cコンサルの費用相場はどれくらいですか? A. 支援範囲によって幅があり、月額数十万円〜の固定報酬型、成果連動型、スポット型などがあります。まずは複数社に見積もりを取り、支援範囲とKPIを比較するのがおすすめです。
Q. 自社ECとAmazonなどのモール、どちらを優先すべきですか? A. 一概には言えませんが、早く立ち上げて売上をつくりたい場合は、集客力のあるECモール(Amazon等)から始めるのが有効です。ブランドの世界観や顧客データの蓄積を重視するなら自社ECも並行します。両者を組み合わせる戦略をD2Cコンサルと設計するのが理想です。
Q. 小さい事業者でもD2Cコンサルに依頼できますか? A. できます。中小・スタートアップから伴走する支援会社も多くあります。自社の規模・商材に合った会社を選ぶことが重要です。
Q. コンサルに丸投げすれば成果は出ますか? A. 丸投げだけでは成果が出にくいのが実情です。商品情報やブランドの意図を共有し、支援会社と二人三脚で進めることで成果につながります。
Q. Amazonでの販売に強いD2Cコンサルはどこですか? A. Amazonを中心としたECモール支援に特化した株式会社GROOVEのほか、Amazon専門のアグザルファ、Amazon運用に強いFORCLE・ピュアフラットなどが挙げられます。自社の課題(SEO/広告/運用代行など)に合わせて選びましょう。
9. まとめ
D2Cコンサルは、戦略から実行までを一気通貫で支援し、社内にノウハウがなくても最短で売上を伸ばせる心強いパートナーです。会社ごとに「自社EC特化」「モール特化」「ブランディング特化」など得意領域が異なるため、自社の課題と相性の良い1社を選ぶことが成功の鍵となります。
特に AmazonをはじめとするECモールでD2Cを本格的に伸ばしたいなら、モール支援に特化した株式会社GROOVEへの相談から始めてみてはいかがでしょうか。

監修者 : 田中 謙伍
株式会社GROOVE 代表取締役
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、新卒採用第1期生としてアマゾンジャパン合同会社に入社。出品サービス事業部にて2年間のトップセールス、マーケティングマネージャーとしてAmazon CPC広告スポンサープロダクトの立ち上げを経験。株式会社GROOVEおよび Amazon D2Cメーカーの株式会社AINEXTを創業。立ち上げ6年で2社合計年商50億円を達成。
【登録者数 5万人のYouTubeチャンネル】
たなけんのEC大学:https://www.youtube.com/@ec8531

